【美容師ブログ】なぜ最近「髪質改善=縮毛矯正」が増えているの?

こんにちは!

 
SOLANAのイノウエです!
 
今日は、最近美容業界でもよく聞くようになった
「髪質改善=実は縮毛矯正だった」
という現象について、プロ目線でわかりやすく解説していきます!

■「髪質改善」と「縮毛矯正」の違いって何?

まず簡単におさらい。
• 縮毛矯正:クセ毛をまっすぐに伸ばすための薬剤+熱処理の技術。半永久的な効果あり。
• 髪質改善:明確な定義はないけれど、基本は「ツヤ感」「手触りUP」「広がりを抑える」などを目的としたケア系の施術。

だけど最近、髪質改善というメニュー名で縮毛矯正をする美容室が増えているんです。

■なぜ「縮毛矯正」と言わずに「髪質改善」と呼ぶの?

その理由は主に4つ!

① 縮毛矯正=傷む・不自然というイメージが根強い

昔の縮毛矯正は、ピンピンで固い仕上がりになることも多かったですよね。
その印象が残っていて、

「縮毛矯正はちょっと…」
と抵抗を持つお客様がまだまだ多いんです。

そこで、「縮毛矯正」という言葉を使わずに、
やわらかい印象のある「髪質改善」という言葉で提案することで、
お客様のハードルを下げる狙いがあります。

② 最新の縮毛矯正は、ナチュラルで美しい仕上がりにできる

今の縮毛矯正は薬剤も進化し、
自然な仕上がり+低ダメージが可能になっています。
つまり「昔の縮毛矯正とは違うよ!」ということ。

だからこそ、

「自然なストレートで髪質が良くなったように感じる」
というお客様の感想から、「髪質改善=縮毛矯正」になっていってるわけです。

③ お客様は「クセ毛を直したい」より「ツヤが欲しい」と思っている

実は多くのお客様は、

「クセを完璧にまっすぐにしたい」よりも
「広がりを抑えて、扱いやすくしたい」「ツヤのある髪にしたい」
というニーズが強くなってきています。

この「ツヤ・まとまり・扱いやすさ」という仕上がりを叶える手段として、
縮毛矯正を”髪質改善”という言葉に置き換えることで、
よりお客様の気持ちにフィットしやすくなるんです。

④ インスタやSNSでの「言葉のブランディング」

SNS上で「縮毛矯正」より「髪質改善」と表現した方が、
見た目や言葉の印象が柔らかくて、
反応(=いいねや保存)が良くなる傾向があります。

「髪質改善」と書いてあると、

「なんか良さそう」「自分にもできそう」
と思ってもらえる効果があるので、
マーケティング的にも有利なんですね。

■じゃあ実際のところ「髪質改善=縮毛矯正」なの?

結論としては、
メニュー名が「髪質改善」でも、実際にやっているのは縮毛矯正(またはその派生技術)
ということが増えています。

でも、それは悪いことではなく、
「お客様のニーズ」と「美容師の技術」がうまくマッチしている証拠。

ただし、美容師としては、
お客様にしっかりと内容やダメージのリスク、持続期間などを説明した上で、
誤解のない形で提案することが大事ですね!

■まとめ

最近「髪質改善で縮毛矯正する人が増えている理由」は:
• 縮毛矯正に対するネガティブなイメージの回避
• 最新の縮毛矯正はとても自然でダメージも少ない
• お客様のニーズが「まっすぐ」より「ツヤ・まとまり」重視に変化
• SNS時代の“言葉の印象”の大切さ

これからも、お客様の悩みに寄り添いながら、
「髪質改善」の本質を伝えていける美容師でありたいですね!

 

SOLANA

大阪府池田市石橋3-2-4

072-734-8439

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