近年、サロン専売のトリートメントで注目されている成分のひとつがジマレイン酸です。聞きなじみがないかもしれませんが、カラーやブリーチ、パーマ後の髪にとって非常に心強い存在です。今回は、SOLANAのステラトリートメントにも配合されているジマレイン酸の効果や、他のジカルボン酸との違いについて分かりやすくご紹介します。

■ ジマレイン酸の効果とは？

ジマレイン酸はジカルボン酸と呼ばれる酸性成分の一種で、主に髪のpHを整える働きがあります。施術直後の髪はアルカリ性に傾き、キューティクルが開いたままになってしまうため、手触りが悪くダメージが進行しやすい状態です。そこでジマレイン酸を使うことで、pHを弱酸性に戻し、キューティクルをしっかりと引き締める効果が期待できます。

さらに、ジマレイン酸には残留アルカリを除去する力や、金属イオンを取り除くキレート作用もあるため、髪のコンディションを整え、ツヤと滑らかな手触りを引き出してくれます。

■ ステラトリートメントにジマレイン酸が配合されている理由

SOLANAのステラトリートメントには、このジマレイン酸が配合されています。このトリートメントはカラーやブリーチ後の髪を安定した状態へ導くことを目的としており、ジマレイン酸の優れたpH調整力やアルカリ中和作用によって、仕上がりの質感や色持ちが大きく向上します。

施術直後の繊細な髪を守りながら、美しい仕上がりをサポートしてくれる点で、非常に優れた後処理剤といえるでしょう。

■ 他のジカルボン酸との違いは？

ジカルボン酸には他にもマレイン酸や酒石酸などがありますが、これらは主に毛髪内部の補修に強みを持っています。それに対してジマレイン酸は、表面の安定化や薬剤残留の処理といった外部ケアに特化している点が特徴です。

つまり、髪の土台を整え、薬剤の影響を最小限に抑えるサポート役として非常に効果的な成分です。

■ まとめ

ジマレイン酸は髪を内側から補修するというよりも、施術後の不安定な状態を整え、髪本来の美しさを保つための守りの成分です。その効果を最大限に引き出しているのが、SOLANAのステラトリートメント。ワンランク上の仕上がりを求める方には、ぜひおすすめしたいアイテムです。

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