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髪の毛のケアといえば「保湿」や「補修」が注目されがちですが、実は髪を“疏水化”することも、美しい髪を保つうえでとても重要です。今回は、その疏水化に効果的な成分として「タンニン」と「シェラック」がなぜ注目されているのか、わかりやすく解説します。
そもそも疏水化ってなに?
髪の毛は本来、水をはじく性質=疏水性を持っています。しかし、カラーやパーマ、アイロンなどのダメージを受けると髪は親水性に傾き、水分を吸いやすくなり、乾きにくくなったり、栄養が流出しやすくなったりします。そこで、傷んだ髪を疏水化=本来の状態に戻すことで、髪本来の強さやツヤ、まとまりを取り戻せるのです。
タンニンの役割 タンパク質を締めて芯をつくる
タンニンはお茶などに含まれるポリフェノールの一種で、髪の内部のタンパク質と結びつく性質があります。この作用を「タンパク変性」と呼び、髪の内部に擬似的な架橋構造をつくって引き締める働きを持っています。これにより、傷んでスカスカになった髪の中に“芯”ができ、疏水性が高まります。さらに、毛髪内部の水分や成分の過剰な出入りを防ぎ、髪の強度とツヤ感もアップします。
シェラックの役割 表面をコーティングして膜をつくる
一方、シェラックは天然樹脂の一種で、昔から食品コーティングやネイルにも使われてきた安全性の高い成分です。髪に使うと、キューティクルの隙間をなめらかに埋めて薄く強い疏水性の膜を形成します。これにより、外部からの湿気をはじき、スタイルキープやツヤ感の向上に貢献します。特に、湿気で髪が広がりやすい人に効果的です。
まとめ インナー補強+表面保護の最強コンビ
タンニンは髪の内側からの補強、シェラックは表面の保護という役割で、両者を組み合わせることで「内外から髪を疏水化」することが可能になります。まるで傷んだ木材にニスを塗るように、内から締まり、外からツヤをプラス。結果、髪は水をはじき、扱いやすく、美しい状態を保ちやすくなるのです。
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