ホームカラーとサロンカラーの違いって説明できる?

こんにちは!

SOLANAのイノウエです!

ドラッグストアなどで手軽に買えるホームカラー

 時間もお金も節約できて便利そうに見えますよね。

それでも多くの美容師がホームカラーをおすすめしないのには、きちんとした理由があります。

今回は、サロンカラーと比較しながら、その違いをわかりやすくお伝えします。

① 薬剤の強さがまったく違う

ホームカラーは、

誰が使っても一応染まる

ことを前提に作られています。

そのため

・アルカリが強め

・過酸化水素の設定も高め

になっているケースがほとんどです。

一方サロンカラーは、

お客様の髪質

ダメージ履歴

染める部位

に合わせて薬剤の強さを細かく調整します。

結果として

ホームカラーは

必要以上に髪へ負担をかけやすい

サロンカラーは

必要最小限の負担で染められる

という大きな差が生まれます。

② ムラになりやすく、直しが難しい

ホームカラーで多い失敗が

根元だけ明るい

毛先だけ暗い

内側と表面で色が違う

というムラ染めです。

理由は簡単で、

髪の状態は部位ごとに違うのに

同じ薬剤を一気に塗る

からです。

サロンでは

根元

中間

毛先

で薬剤を変えたり、塗る順番を変えたりします。

一度ムラになった髪は、

次にサロンで直そうとしても

余計にダメージが出る

色が思った通りに入らない

など、難易度が一気に上がってしまいます。

③ ダメージはすぐには気づきにくい

ホームカラー直後は

ちゃんと染まった

ツヤもある

と感じる方も多いです。

でも実際は

髪の内部では

タンパク質の流出

結合の破壊

が少しずつ進んでいます。

その結果

数週間後に

パサつく

広がる

引っかかる

色がすぐ抜ける

といったトラブルにつながります。

美容師が怖いと感じているのは

この後から出てくるダメージ

なんです。

④ サロンカラーは未来の髪まで考えている

サロンカラーは

今きれいに染める

だけではありません。

次回のカラー

パーマやストレートの予定

年齢による髪質変化

まで考えて施術します。

ホームカラーを続けていると

将来

明るくできない

ストレートができない

思った色が入らない

という制限が増えてしまうことも少なくありません。

まとめ

ホームカラーが

絶対にダメ

というわけではありません。

でも

髪をきれいに保ちたい

色を長持ちさせたい

将来も自由にスタイルを楽しみたい

そう思うなら、サロンカラーの方が圧倒的に安心です。

私たち美容師は

売りたいから

ではなく

髪を長く大切にしてほしいから

ホームカラーをおすすめしないのです。

 

SOLANA

大阪府池田市石橋3-2-4

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