縮毛矯正とヘアカラーは同時にした方が良い!?

こんにちは!

 
SOLANAのイノウエです!

美容室の現場でよくある現象として、

縮毛矯正だけを施術した場合よりも、縮毛矯正とカラーを同時に行った方が、
 
髪が柔らかく感じる
ツヤが増す
手触りが良い
 
といった感想をいただくことがあります。実はこれ、偶然ではなくきちんとした理由があるんです。

まず、縮毛矯正は薬剤によって髪内部の結合を切断し、熱処理で形を固定する工程です。この過程で、髪のタンパク質は変性しやすく、結果として「張りのある硬い質感」になることが多くなります。特に高温アイロンを使うことで、髪はまるで茹で卵の白身のように硬くなってしまうのです。

しかし、その直後にヘアカラーを施すと、髪に変化が起きます。カラー剤に含まれるアルカリや界面活性剤が、縮毛矯正によって硬くなった髪をやや膨潤させ、柔らかく感じさせるのです。また、カラー剤の中の油分やコーティング成分が髪の表面に吸着することで、手触りが滑らかになります。

さらに、カラー剤はpHを弱アルカリから中性、そして施術後のシャンプーやトリートメントで弱酸性に戻すことで、髪表面を引き締める効果もあります。これによりツヤ感やしなやかさもアップします。

ただし同時施術は髪への負担が大きくなるため、薬剤選定や前後処理、熱のコントロールなど、慎重な施術が求められます。

正しく行えば、縮毛矯正とカラーの同時施術は

見た目の美しさ と 質感の向上 
を両立できる強力なテクニック。ぜひ、髪の状態を見極めながら活用してみてください。
 

SOLANA

大阪府池田市石橋3-2-4

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