今回は　クエン酸　がヘアカラーやヘアケアでどんな効果を発揮してくれるのかを、わかりやすくご紹介します。
クエン酸って聞くと　レモンに入ってるやつ？　と思うかもしれませんが、実はサロンでの施術においてもとっても重要な働きをしてくれるんです！

◆クエン酸ってどんな成分？

クエン酸は、レモンやお酢などに含まれる天然の酸性成分です。
食品では　酸味料　としてよく使われますが、美容業界では主に　pH調整剤　として使用されることが多いんです。

◆カラー剤やパーマ後の髪は　アルカリ性　に傾いている！

サロンで行うカラーやパーマは、薬剤の力でキューティクルを開かせるため、アルカリ性の成分が含まれています。
この状態のままだと、
　髪がごわつく
　色持ちが悪くなる
　ダメージが進行しやすい

などのトラブルが起こりやすくなります。

◆そこで登場！クエン酸の効果とは？

クエン酸を使うことで、髪や頭皮を　弱酸性（＝健康な状態）に戻してくれます。

◎1 キューティクルを引き締めてツヤUP

クエン酸で髪のpHを整えることで、開いたキューティクルがキュッと引き締まり、
髪表面が整ってツヤ感がUP
手触りもなめらかになります！

◎2 ダメージ予防＆残留アルカリ除去

髪に残ってしまったアルカリ成分を中和し、
後から進行するダメージを予防してくれます。
これが実はとても大事なポイント！

◎3 カラーの色持ちが良くなる

色落ちの原因のひとつが、アルカリに傾いた髪。
クエン酸でpHを整えることで、カラーの定着を助け、
色持ちが長持ちしやすくなります！

◆クエン酸はこんなときに使うと効果的！

　カラーやブリーチ後の後処理に
　酸熱トリートメント後のpH調整に
　頭皮や髪のリセットケアに

◆注意点もあるよ！

クエン酸はあくまで　酸性　なので、使いすぎや濃度が高すぎると逆に髪が硬くなることもあります。
製品に含まれている形で使うのがベスト！
市販の粉末をそのまま使うのはおすすめしません。

◆まとめ

クエン酸の美容効果まとめ
　髪のpHを整えて健康な状態に
　ツヤ 手触りUP
   色持ち＆ダメージ予防に効果的

普段のカラー施術にちょっとひと手間加えるだけで、仕上がりがグッと変わります！

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