【縮毛矯正の失敗例】主な原因と改善方法とは?

こんにちは!

 
SOLANAのイノウエです!

縮毛矯正は、くせ毛をサラサラに変える魔法のような技術。でも実は、失敗すると髪に大きなダメージを与えることも。

今回はよくある失敗例として「①髪がビビってしまった状態」と「②髪のクセが伸び切っていない状態」について、それぞれの原因と改善方法を解説していきます。

① 髪がビビってしまった状態とは?

ビビり毛とは、髪がチリチリ ゴワゴワになってしまい、触るとゴムのような質感に変化してしまった状態。これは髪の内部構造(コルテックス)が崩壊してしまったことを意味します。

主な原因
  過剰な還元剤の使用  細毛やダメージ毛に対して強すぎる薬剤を使った。
  放置時間のミス  軟化チェックを怠り、薬剤を放置しすぎた。
  高温アイロンの当てすぎ 180℃以上の熱を何度も通したことでタンパク変性を起こした。

改善方法

ビビり毛は完全修復は難しいですが、質感を一時的に整えることは可能です。
 
 ケレフェクトSDやシナチントップなどの高機能補修剤で内部を安定化。
 根本的な改善はカットによるリセットが必要なケースも。

② 髪のクセが伸び切っていない状態とは?

矯正したのにうねりが残っている 根元だけ伸びてない そんなケースもよくあります。

主な原因
 薬剤のパワー不足 クセの強さに対して還元力が弱かった。
 放置時間が短すぎた 軟化が不十分で内部の結合が切れていない。
 アイロン技術の不足 熱とテンションが適切でなかったため、クセが伸びきらなかった。
 前処理のしすぎで薬剤が入りにくくなっていた可能性も。

改善方法
 リタッチ矯正として1〜2週間後に再度、低アルカリ〜中性の薬剤で部分的に修正。
 アルカリ除去&pHコントロール後に、還元剤の再アプローチをすることでクセを狙って伸ばせる。
 髪の状態に応じてシステアミン系やGMT、スピエラなどの薬剤を選択肢に入れるのも!

まとめ

縮毛矯正は髪質と薬剤、技術のバランスがとても重要な施術です。
ビビり毛はダメージによる構造崩壊、クセが伸びないのは処理不足や技術のミス
正しい知識とケミカル理解があれば、失敗後もリカバリーは可能です。

プロのカウンセリングと技術が何よりも大切です。

ご自身での判断が難しい場合は、縮毛矯正に詳しい美容師に相談してくださいね。

髪は今よりもこれからが大事です!
 

SOLANA

大阪府池田市石橋3-2-4

072-734-8439

↓イノウエInstagram

https://www.instagram.com/solana_inoue?igsh=MXEwNWhyYWM1c2theQ%3D%3D&utm_source=qr

友だち追加

Related Posts