カラー剤にあるものを配合するメリットとは?

こんにちは。

SOLANAアシスタントのれいかです。

美容師の視点から、カラー剤に「タンニン」を配合することで得られるメリットについて解説します。

近年、ヘアカラーのダメージを最小限に抑えながら、持続性の高い美髪を叶える技術として「タンニン」に注目が集まっています。

タンニンとは、植物などに多く含まれるポリフェノールの一種であり、ワインや渋柿などに含まれる成分としても知られています。

このタンニンをカラー剤に活用することで、髪にとって非常に多くの恩恵をもたらすことができます。

まず最大のメリットは、カラーの「色持ち」が劇的に向上する点です。タンニンには、髪の主成分であるケラチンタンパク質と強く結合する性質(架橋効果)があります。

ヘアカラーの染料を髪の内部にしっかりと引き留め、網目状に固定化してくれるため、毎日のシャンプーによる染料の流出を大幅に防ぎます。これにより、色落ちや褪色が緩やかになり、サロンで染めたての上品な色味やツヤを長く楽しむことができるようになります。

次に、圧倒的な「髪の強度アップとハリ・コシの付与」です。カラーやパーマの繰り返し、加齢などによって髪の内部の結合が弱まると、ハリやコシが失われ、切れ毛や枝毛の原因になります。タンニンが髪の内部で結合を補強することで、ダメージを受けた髪の骨格自体を立て直します。細毛や軟毛でボリュームが出にくい髪質であっても、根元からふんわりとしつつ、まとまりのある健康的な髪質へと導きます。

さらに、キューティクルの引き締め効果も見逃せません。

アルカリ性に傾いたカラー後の髪はキューティクルが開いた無防備な状態ですが、タンニンの収れん作用によって引き締めることで、手触りが滑らかになり、光をきれいに反射する美しいツヤが生まれます。

また、頭皮や髪に残る残留アルカリや余分な成分を中和・抑制する働きもあり、施術後の不快な臭いや頭皮の負担を軽減するデトックス効果も期待できます。

タンニンを取り入れたカラーリングは、単に髪を染めるだけでなく、染めるたびに髪が補修されていく新しいアプローチです。

ダメージを気にせずヘアカラーを長く楽しみたい方や、年齢とともに髪の衰えを感じる方にとって、非常に心強い味方となります。

これからのヘアケアカラーの新定番として、ぜひサロンで体験してみてはいかがでしょうか。

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