縮毛矯正とヘアカラーの同時施術時の最も大事なもの!

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SOLANAのイノウエです!

縮毛矯正の酸化定着をカラーで行う時、タンニンを入れるとダメージはどれくらい変わる?

縮毛矯正とヘアカラーを同時に行う時、多くの美容師が気になるのが「どれくらいダメージ差が出るのか」。今回はその中でも、酸化定着をカラーで行う際にタンニンを混ぜた場合と混ぜなかった場合で、実際に毛髪への負担がどれほど変わるのかを分かりやすく解説します。

結論から言うと、タンニンを入れた方が ダメージは明確に軽減される というのが実際のサロンワークでの体感です。劇的に“傷まない”レベルの魔法の成分ではありませんが、縮毛矯正後の敏感な髪を守るという意味では、仕上がりの安定度に大きな差が出ます。

縮毛矯正直後の髪は、内部の結合が再構築される途中で、タンパク質の空洞ができやすい状態です。ここにヘアカラーのアルカリが入ると、空洞部分からダメージが広がりやすく、パサつきやザラつきにつながります。タンニンはこの空洞に入り込み、タンパク質と結びつくことで髪の内部密度を上げてくれるため、余計なダメージの入り込みを抑えてくれます。

さらに、タンニンには軽い収斂効果があり、アルカリによる膨潤をコントロールする働きがあります。これにより、キューティクルの広がりすぎを防ぎ、カラー剤が内部に入りすぎてしまうのを緩和。結果として、施術直後の手触りや、1週間後の状態に安定感が出ます。

実際の違いを体感で表すと、タンニンを入れた場合は手触りが柔らかく整い、水分保持力も高く、乾きにくい髪になります。逆に入れない場合は、カラー後にパサつきが出やすく、特にブリーチ毛やエイジング毛、縮毛矯正の履歴が多い髪では差が顕著です。

まとめると、縮毛矯正とカラーを同時に行う場合、タンニンは「ダメージ軽減」という面でかなり有効なサポート成分です。クセの伸びに差が出るというよりも、髪の内部補強と施術後の安定性に大きく影響します。同じメニューでも仕上がりの質を上げたい場合は、タンニンを活用するのが断然おすすめです。

 

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