こんにちは！

SOLANAのイノウエです！

縮毛矯正を一度かけると、なぜ自然にクセ毛に戻らないのか？この疑問を持っている方は多いと思います。実はその理由は「髪の構造そのものを作り変えている」からなんです。

髪のクセやうねりは、毛の内部にあるタンパク質の結合「S-S結合」の並び方で決まっています。縮毛矯正は、このS-S結合を薬剤の力で一度切断し、アイロンの熱を加えながらまっすぐな状態に再結合させる技術です。つまり、髪の中の構造をストレートに組み直すわけです。

そして髪の毛は、頭皮から生えた時点で“死んだ細胞”です。そのため、肌のように修復したり形を戻したりする機能はありません。一度まっすぐに固定された構造は、時間が経っても自然に戻ることはないのです。これが「縮毛矯正をした部分は元に戻らない」理由です。

ただし、時間が経つとクセが出てくるように感じるのは、根元から新しく生えてきた髪が元のくせ毛だからです。矯正した部分はずっとまっすぐのままですが、新しく生えた地毛との境目でうねりが出てくるため、定期的にリタッチを行う必要があります。

要するに、縮毛矯正は髪の形を変えるだけでなく、その形を“固定”する施術です。一度施術した部分はずっとストレートのままなので、安心して長期間ツヤのある髪を楽しむことができます。

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