「酸性ストレートなら髪は傷まない」は本当?知っておいてほしい注意点

こんにちは!

 
SOLANAのイノウエです!
最近よく耳にする「酸性ストレート」。
「酸性だから髪に優しい」「ダメージが出ない」と思われがちですが、実は酸性というだけで髪を傷めないわけではありません。

縮毛矯正やストレートパーマは、薬剤を使って髪の結合を一度切断し、アイロンなどの熱でまっすぐに再構築する技術です。これはどんなpHの薬剤を使っても髪への負担はゼロではありません。

酸性ストレートは、pHが4.5〜6くらいの弱酸性〜中性の領域で施術します。

アルカリに比べてキューティクルが開きにくいため、ダメージを抑えられると言われていますが、実際の薬剤には髪を軟らかくするための「膨潤剤(ぼうじゅんざい)」が配合されているケースが多いです。
これは髪内部に還元剤を浸透させるために必要な成分で、例えばMEA(モノエタノールアミン)やアルギニンなどが含まれます。

つまり、「pHは酸性でも、膨潤作用を起こす成分が入っていることで、髪の内部ではしっかりと軟化(やわらかくなる)反応が起きている」ことになります。

また、酸性領域の薬剤は還元剤の濃度を高めたり、熱処理を丁寧に行ったりする必要があるため、技術者の知識と経験が非常に重要です。施術者によっては、かえって髪をオーバーストレッチ(引き伸ばしすぎ)してしまい、チリつきや断毛のリスクもゼロではありません。

だからこそ、私たちは薬剤の成分や髪質をしっかり見極めて、最小限のダメージで最大限の美しさを引き出すよう努めています。

酸性ストレートは、扱い方によっては髪を綺麗に見せる強い味方。でも、「酸性=安全」ではないことをぜひ知っておいてください。

髪の状態に合わせた施術を行えば、酸性ストレートでも自然なツヤと手触りが実現できます。
気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

 

SOLANA

大阪府池田市石橋3-2-4

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